COLUMN
2023.04.21
どれくらいの費用が必要?新築で電気工事する時の流れや注意点を紹介!
新築を建てる時には、電気工事が必要です。
そんな電気工事の費用相場や工事の流れを知っておくと良いでしょう。
また、新築の電気設備工事の注意点を知っておくことがおすすめです。
そこで今回は、「新築の電気工事費用の詳細」、「新築の電気工事費用の詳細」、「新築の電気設備工事の注意点」について紹介します。
□新築の電気工事費用の詳細とは?
新築を建てる際に必要な電気工事にはいくつか種類があり、それぞれに掛かる費用に違いがあります。
そこで、それぞれの工事の種類と相場の目安を紹介します。
・強電設備工事
強電設備工事とは、コンセント、ブレーカー、コンセントなどの配線工事です。
そして、一般的に電気工事といえば強電設備工事を指していることがほとんどでしょう。
費用相場としては新築一軒家の場合で50万円程度です。
ただし、鉄筋住宅の場合は電気工事する際の手間が掛かり、費用が高くなるという特徴があります。
・弱電設備工事
弱電設備工事はインターネットやテレビ、電話機を使用するための配線工事です。
この工事は強電設備工事と違って感電するリスクがない工事で電気とは違った配線設備を整える工事です。
費用相場としては強電設備工事よりも安いという特徴があります。
また、新築を建てる際の見積もりに含まれていない場合があるので予算の管理として注意が必要です。
・照明設備工事
照明設備工事は照明を部屋に取り付けるための工事です。
新築の部屋に照明を取り付ける際は、演出する雰囲気に違いがあるのでそれぞれの部屋にあったものを選択するようにしましょう。
照明自体の費用のことであるので新築を建てる際に見積もりに含まれていることが多い特徴があります。
また、様々な部屋に取り付けることで請求額が高くなりやすい傾向にあります。
□新築の電気設備工事の流れとは?
1.事前打ち合わせ
事前打ち合わせするタイミングは住宅を設計する時と建築する時に行われます。
住宅を設計する時はお客様の生活スタイルに合わせた電気設備を図面上で説明します。
そして、いざ施工する時に現場で電気設備について再確認します。
実際に工事を始めてから気づくことがあるため、電気設備の変更を現場で判断する場合があります。
この判断によって現場対応がしやすく、変更コストを抑えられる傾向があります。
2.配線とBOXの仕込み
電気配線は室内の壁や下地ができる前に行います。
このような状態で電線を住宅の柱や梁に合わせて配線を施工します。
そして、ジョイントボックスという配線を一箇所に集めるものを用いて、1つのケーブルから複数の配線へと分岐させます。
3.開口を開ける
住宅の下地が完成してから壁や天井に開口を開けます。
この作業は仕上がりの見た目に影響するため、慎重な作業が必要な工程です。
そのため、電気設備を変更や修正する場合は開口を開けるステップよりも前の工程で行うことがおすすめです。
4.電気器具の取り付け
内装工事の仕上げが終わるとプレートと呼ばれる器具を固定します。
次にコンセントやスイッチなどを取り付けて電気設備工事が完了です。
この時点での電気設備の変更はできないので注意しましょう。
□新築の電気設備工事の注意点とは?
新築の電気設備工事ではコンセントやスイッチの位置、数に不満を感じることがあります。
そこで、電気工事で失敗しないために注意することについて知っておきましょう。
・コンセントを多めに設置する
コンセントの数は使用頻度から考えて設計すると良いでしょう。
そして、リビングはテレビやスマホの充電などでコンセントを使用する頻度がたくさんあります。
そして、他の部屋の家電や家具の配置によってコンセントの必要な数や場所が異なります。
そのため、家族がどのように過ごすか考えてコンセントの設置を考えましょう。
また、DIYによって屋外で照明が必要になるため、屋外にもコンセントを設置すると良いでしょう。
・図面だけでなく現場で確認する
図面だけではコンセントの高さや数などのイメージしにくいでしょう。
そこで、イメージと違うことを防ぐために現場でも確認することがおすすめです。
実際に確認することで高さや使い勝手を確認して失敗を防げます。
・変更できる期間を聞いておく
電気の配線は一度設置すると追加や変更が難しくなります。
そのため、あらかじめ電気配線する前に変更期限や追加費用、変更できる内容を事前に確認するようにしましょう。
また、電気配線会社によって変更期限が異なるので注意することがおすすめです。
□まとめ
新築の電気工事費用は強電設備工事で50万円程度です。
工事の流れは事前打ち合わせをしてから配線とBOXを仕込みます。
そして、開口を開けてから電気器具を取り付けます。
新築の電気設備工事の注意点は図面だけでなく現場で確認すると良いでしょう。
また、変更できる期間を知っておくと対応しやすいのでおすすめです。
当社は、上田市周辺で経験豊富なスタッフがお客様に合った家づくりをするのでお気軽にご相談ください。