家づくりでコンセントの位置を間取りに組み込む!後悔しないための場所別設置ポイント | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

COLUMN

2024.10.12

家づくりでコンセントの位置を間取りに組み込む!後悔しないための場所別設置ポイント

家づくりにおいて、間取りやインテリアにばかり気を取られがちですが、実はコンセントの位置も非常に重要です。
住み始めてから「コンセントの位置が使いにくい」「数が足りない」といった後悔の声は少なくありません。
快適な暮らしを実現するためには、間取り計画の段階からコンセントの位置をしっかりと検討することが不可欠です。
この記事では、場所別に使いやすいコンセントの位置と数を解説し、後悔しないためのポイントをご紹介します。
 
 
コンセントの位置は、日常生活のあらゆる場面で影響を与える重要な要素です。
例えば、リビングでテレビや照明、ゲーム機、スマホの充電など、複数の機器を使用する際に、コンセントの位置が悪ければ、コードがごちゃごちゃしたり、延長コードが必要になったりと、ストレスを感じてしまうでしょう。
また、キッチンでは、電子レンジやオーブン、食洗機など、多くの家電製品を使用するため、コンセントの位置や数が適切でないと、調理や片付けが非常に不便になります。
このように、コンセントの位置は、暮らしやすさに直結する重要な要素なのです。
コンセントの位置は、生活動線を考慮して計画することが重要です。
家具の配置や家電製品の使用頻度なども考慮し、使い勝手の良い場所に設置しましょう。
後悔しないためにも、間取り計画の段階からしっかりとコンセントの位置を検討することが大切です。
 

□場所別!使いやすいコンセントの位置と検討ポイント

 
後悔しないための場所別コンセント設置のポイントをご紹介します。
 

1:玄関

 
玄関は、家族やお客様を迎え入れる、家の顔ともいえる場所です。
照明器具や、季節の飾り付けなど、さまざまな用途でコンセントが使われます。
玄関のコンセントは、100Vのコンセントを1つ設置するのが一般的ですが、電動自転車の充電など、電力を多く使う場合は、200Vのコンセントも検討しましょう。
また、玄関は、掃除機を使用する機会も多い場所です。
コンセントの位置は、掃除機が届きやすく、コードが邪魔にならない位置に設置するのがおすすめです。
 

2:廊下

 
廊下は、一見コンセントが不要に思える場所ですが、掃除機や照明、防犯対策など、さまざまな用途でコンセントが使われます。
廊下のコンセントは、100Vのコンセントを1つ設置するのが一般的です。
掃除機を使用する際は、コンセントの位置が低すぎると、コードが引っ掛かって転倒する危険性があります。
床から30〜40cmの高さに設置するのがおすすめです。
 

3:リビングダイニング

 
リビングダイニングは、家族が集まる大切な空間です。
テレビや照明、オーディオ、ゲーム機、パソコンなど、さまざまな家電製品を使用します。
リビングダイニングのコンセントは、用途に合わせて複数設置するのがおすすめです。
テレビや照明は、壁面に設置するのが一般的ですが、コンセントの位置が低すぎると、コードが邪魔になります。
床から1.2mほどの高さに設置するのがおすすめです。
 

4:キッチン

 
キッチンは、料理をする場所であり、電子レンジやオーブン、食洗機、冷蔵庫など、多くの家電製品を使用します。
キッチンは、コンセントの数だけでなく、種類も重要なポイントです。
電子レンジやオーブンなど、電力を多く使う家電製品には、200Vのコンセントを設置する必要があります。
また、シンクや作業台などの近くにコンセントを設置しておくと、コードが邪魔にならずに便利です。
 

5:洗面所

 
洗面所は、洗顔や歯磨き、ヘアケアなど、水を使う場所です。
ドライヤーや電動歯ブラシ、シェーバーなど、さまざまな家電製品を使用します。
洗面所のコンセントは、100Vのコンセントを1つ設置するのが一般的ですが、ドライヤーやヘアアイロンなど、電力を多く使う場合は、200Vのコンセントも検討しましょう。
また、コンセントの位置は、鏡や洗面台など、使いやすい場所に設置するのがおすすめです。
 

6:収納スペース

 
収納スペースは、季節の物や、普段使わないものを収納する場所です。
収納スペースにコンセントを設置する際は、収納する物に合わせて、必要な数を検討しましょう。
例えば、クローゼットにアイロンやハンディクリーナーを収納する場合は、コンセントがあると便利です。
 

7:寝室

 
寝室は、休息をとる場所です。
寝室のコンセントは、照明や目覚まし時計、スマホの充電など、必要な最低限の数を設置しましょう。
コンセントの位置は、ベッドサイドやテーブルなど、使いやすい場所に設置するのがおすすめです。
 

8:子ども部屋

 
子ども部屋は、子供が過ごす場所です。
子ども部屋のコンセントは、子供の年齢や使用する家電製品に合わせて、必要な数を検討しましょう。
コンセントの位置は、子供が安全に使える場所に設置し、コードが邪魔にならないように注意しましょう。
 

9:書斎

 
書斎は、仕事や勉強をする場所です。
書斎のコンセントは、パソコンやプリンター、照明など、必要な数を設置しましょう。
コンセントの位置は、デスクやテーブルなど、使いやすい場所に設置するのがおすすめです。
 

□まとめ

 
コンセントの位置は、暮らしやすさに大きく影響します。
この記事で紹介した場所別の設置ポイントを参考に、間取り計画の段階からしっかりとコンセントの位置を検討しましょう。
快適で安全な住まいを実現するため、後悔しないコンセント計画を心がけてください。
 
当社は上田市・長野市・佐久市・松本市周辺で家づくりを手掛けております。
皆さまのライフスタイルに合わせた設計が可能ですので、ぜひお気軽にお問い合わせください。