COLUMN
2023.11.28
収納の多い間取りのメリットとは?収納スペースのアイデアも併せてご紹介!
家の中での収納スペースは、一見些細な要素に思えるかもしれませんが、実は日常生活に大きな影響を与えています。
多くの収納スペースがあればあるほど、生活がスムーズになると言われていますが、その一方でデメリットも存在します。
今回は、収納の多い間取りがもたらす具体的なメリットとデメリットをご紹介し、より賢い家づくりの選択をサポートします。
Contents
□収納の多いリビング間取りのメリット
ここでは収納多いリビングのメリットについて4つご紹介します。
*部屋がスッキリ見える
リビングに多くの収納を設けると、部屋全体がスッキリと見えます。
これは、物の定位置がしっかり確保できるため、散らかりにくい空間が生まれるためです。
急な来客があっても、パニックになることなく対応できるでしょう。
さらに、扉付きの収納を設けることで、見た目にも美しい空間を作れます。
ハイドアを採用すると、リビングの開放感も高まり、より一層の心地よさが生まれます。
*スペースを有効活用できる
リビングの収納を工夫することで、空間そのものが一つのインテリアとして機能します。
例えば、オープンシェルフを使えば、お気に入りの本や装飾品を飾ることができ、部屋に彩りを加えます。
また、見せる収納として活用することで、リビングスペースがよりおしゃれに見え、空間のイメージも大きく変わります。
*片付けがスムーズになる
収納が多いと、物の出し入れがスムーズに行えます。
特に家事をする際には、この利点は非常に大きく、時間の節約にもつながります。
おもちゃ箱や特定の収納場所を設けることで、お子さんと一緒に片付けが行いやすくなるでしょう。
*災害時の安全性が増す
リビングに壁面収納や天井収納を設けることで、地震などの災害時でも安全です。
物が飛び出してくるリスクが減少し、安心して過ごせるでしょう。
特に、小さなお子さんや高齢者がいる家庭には、このような収納設計が強く推奨されます。
□収納の多い間取りのデメリットと対策
これまで収納スペースが多い間取りのメリットをご紹介しましたが、デメリットについても触れておきます。
1.居住スペースが狭くなる
収納スペースが多いと、その分、居住スペースが狭くなる可能性があります。
この問題を解消するためには、収納と居住スペースのバランスを考慮する必要があります。
具体的には、どれだけの収納スペースが必要か事前に計画し、それに基づいて間取りを設計することが重要です。
2.物の増加リスクが高まる
収納が多いと、ついつい物を増やしてしまいがちです。
このような状況を避けるためには、定期的な整理整頓が必要です。
特に、収納スペースが多いと「しまっておけばいい」と考えがちですが、それが物の増加を招く原因の一つです。
□収納スペースを効率的に活用する間取りアイデア
ここでは収納スペースを効率的に活用するアイデアについて4つご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
・キッチンの工夫
キッチンは、調理器具、食材、調味料、ストック食品など、多くのアイテムが集まる場所です。
このような状況でスペースを有効活用するためには、壁面収納や引き出しを多く設けることが重要です。
壁面収納は、高さを活用して多くのアイテムを収納できるため、床面積を広く使えます。
さらに、パントリーを設置することで、ストック食品や大量の調味料もスムーズに管理できます。
パントリーは、家事効率を上げるだけでなく、見た目にもおしゃれなインテリアとしての効果があります。
また、引き出し式の収納を設けることで、小物や日用品も整理しやすく、調理中に必要なアイテムをすぐに取り出せます。
このように、キッチンの収納を工夫することで、調理の効率化と美しい空間作りが同時に実現できるでしょう。
・玄関の収納
玄関は、家族の靴やレジャー用品、傘、コートなどが集まる場所です。
このような多機能な空間を効率よく活用するためには、シューズクロークや棚を設置することが効果的です。
シューズクロークは、靴だけでなく、その他の小物も一元管理できるため、収納がスムーズに行えます。
さらに、ウォークインクローゼットを設置すると、靴以外にも上着や帽子、傘なども一元管理できます。
特に雨の日などは、濡れた洋服をそのまま室内に持ち込む必要がなく、家全体の清潔度が保たれるのでおすすめです。
・ファミリークロークの活用
最近では、ファミリークロークを設置する家庭が増えています。
特に、玄関やバスルームの近くに配置することで、子供が外で遊んで汚れた服をすぐに洗濯でき、家全体の清潔度が保たれます。
ファミリークロークは、子供が遊んで汚れて帰宅しても、玄関からすぐにお風呂で綺麗になり、その後で着替えてリビングやダイニングへと進む流れをスムーズにします。
・納戸や小屋裏収納の活用
納戸や小屋裏収納は、普段は使わない季節もののアイテムや扇風機、こたつ、レジャー用品などの大型アイテムを収納する場所として非常に有用です。
特に、小屋裏収納を設置する際には、階段を設けることで出し入れがしやすくなります。
このような収納スペースを活用することで、リビングや寝室などの主要な居住スペースを広々と使用できます。
また、納戸は、家庭内でのプライベートな空間としても活用できるため、多目的な使用が可能です。
□まとめ
収納の多い間取りは、多くのメリットをもたらしますが、デメリットも無視できません。
重要なのは、自分たちの生活スタイルに合った収納スペースを設計することです。
この記事を参考に、より快適な生活空間を手に入れてください。
当社は上田・佐久・長野・松本エリアで お客様の家づくりをサポートしておりますので、何かご不明点がある方はぜひご相談ください。