家の外壁の色選びとは?失敗しないため知識をお伝えします! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.11.21

家の外壁の色選びとは?失敗しないため知識をお伝えします!

外壁の色選びは、一見単純なようでいて、実は多くの要素を考慮する必要があります。
美観はもちろん、耐久性や周囲との調和も考慮しなければならないのです。
この記事では、外壁の色選びにおけるポイントをお伝えしますので、ぜひ参考にしてくださいね。

 

 

 

□家の人気の外壁色とその印象

ここでは人気の外壁色について5つご紹介します。

・ホワイト系(白など)
ホワイト系の外壁は、明るく清潔感があり、多くの人々に愛されています。
太陽の光を優しく反射し、庭やテラスに飾る植物やエクステリアも引き立てます。

しかし、その美しさには裏があり、汚れが非常に目立ちやすいことには注意しなければいけません。
黄ばみや土・泥汚れが付着すると、その美観が台無しになってしまいます。
ただ、定期的な掃除やメンテナンスが必要ですが、それでもホワイト系の色味は、気持ちまで明るくしてくれる魅力があります。

・グレー系(灰色・黒など)
クールで知的な印象を与えるグレー系は、汚れが目立ちにくく、洗練されたデザインが人気です。
実は、グレーにもいろいろな種類があるのをご存じでしょうか。

白に近いライトグレーと黒に近い「ダークグレー」では、印象が大きく変わります。
「ライトグレー」は爽やかでナチュラルな雰囲気を、「ダークグレー」は重厚感のある都会的な印象を与えます。
そのため、理想の色味にするには事前に色見本を見ながらしっかりと打合せが必要です。

・グリーン系(緑など)
グリーン系の外壁は、さわやかで自然な印象を与えます。
特に、庭やテラスに樹木を植える場合、バランスが非常によくまとまります。
また、環境とも馴染みやすく、悪目立ちしない程度に個性を引き出してくれます。

しかし、グリーン系の色は、近隣の家との調和も考慮する必要があります。
あまりにも目立つ色を選ぶと、周囲との調和が取れなくなる可能性もあるので注意しましょう。

・ベージュ系(茶色など)
ベージュ系の外壁は、和風・洋風問わず、どのような家の系統にも合います。
シンプルで周辺住宅の色とも馴染みやすいため、落ち着いた印象となります。
ただし、ありふれた印象を持つ人も多いので、家の形を特徴的にしたり、2色以上の色味でカラーコーディネートを楽しむことで、個性を出せます。

・ブルー系(紺色など)
ブルー系の外壁は、ヨーロッパやアメリカのような外国風の印象を与えます。
特に、「外壁は落ち着いた印象にしたいけど、グレーやブラック系は強すぎる」と感じる方におすすめです。
ブルー系なら、重すぎることなく落ち着いた印象を与えられます。
また、淡いホワイトブルーから濃いネイビーブルーまで、イメージの幅が広いのも特徴です。

□家の外壁色選びでよくある失敗とその対策

外壁の色選びは絶対に失敗したくないものです。
ここでは、失敗例についてご紹介しますので、参考にしてみてください。

1.色の不一致
外壁だけをイメージして色を選ぶと、玄関のドアや窓のサッシ、屋根の色などと合わない事態が発生します。
事前に家の各パーツの色を確認し、その色に合った外壁の色を選ぶことが重要です。

2.仕上がりのイメージ違い
小さなカラーサンプルを見ただけで色を決めてしまうと、その色が広範囲に広がった時に起こる面積効果によってイメージが変わってしまいます。
そのため、サンプルはA4サイズの大きなものを使い、太陽光の下でしっかり色を確認することが必要です。

3.艶が多すぎる
選んだ色の艶感を配慮していないと、家全体が艶やかになりすぎてしまうことがあります。
艶のある色は、特に太陽光に反射して目立ちやすく、安っぽい印象を与える可能性があります。
そのため、艶感もしっかりと確認し、必要であれば艶なしバージョンも検討しましょう。

4.色のトレンドに流されすぎ
流行の色にすぐに飛びついてしまうと、数年後には古臭く見える可能性があります。
トレンドを取り入れる場合は、基本的な色にアクセントとして取り入れる程度に留めることがおすすめです。

5.色の組み合わせの失敗
外壁に使う色は2色までに制限し、全体のバランスを考慮することが重要です。
3色以上使用すると、まとまりのない印象になる可能性があります。
また、色の組み合わせによっては、予想外の不調和を生むこともあります。

□失敗しない外壁色選びのポイント

ここでは、失敗しない外壁色選びのポイントを4つご紹介します。

*近隣に合った色合いを選ぶ

近隣の家と調和する色を選ぶことで、悪目立ちを避けられます。
近隣を散策し、どのような色が合うかを確認しましょう。
また、近隣の人々とも相談することで、より良い選択ができるでしょう。

*標準色から選ぶ

カタログの標準色から選ぶことで、失敗のリスクを減らせます。
また、施工事例も参考にできるため、完成イメージがしやすいです。
標準色は多くの場合、長い年月を経ても色褪せにくいとされています。

*色数の制限を考慮する

外壁に使う色は2色までに制限し、全体のバランスを考慮しましょう。
3色以上使用すると、まとまりのない印象になる可能性があります。
また、色の組み合わせによっては、予想外の不調和を生むこともあるので注意しましょう。

*専門家の意見を求める

色選びは専門的な知識が必要な場合もあります。
そのため、専門家の意見を求めることで、より確実な選択ができます。
特に、自分で選ぶ色に自信がない場合は、専門家のアドバイスを活用しましょう。
当社では、 上田・佐久・長野・松本エリアで家づくりを手掛けていますので、ぜひご相談くださいね。

□まとめ

外壁の色選びは、美観だけでなく、多くの要素を考慮する必要があります。
この記事で紹介したポイントを押さえ、失敗しない外壁の色選びをしてください。
賢い選択をするためには、事前の準備と確認が不可欠です。
ぜひ、この記事を参考に、あなたの理想の外壁色を見つけてくださいね。