注文住宅にかかる費用はどのくらい?費用を抑えるコツも紹介! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.10.28

注文住宅にかかる費用はどのくらい?費用を抑えるコツも紹介!

注文住宅を建てたいと憧れている方もいらっしゃるでしょう。
自分の理想とする住まいを実現するための方法として、注文住宅は非常に魅力的です。

しかし、その魅力的な注文住宅を建てる際には、さまざまな費用が発生します。
この記事では、注文住宅の費用の内訳や平均費用、さらには費用を抑えるためのポイントについて、解説します。
注文住宅の費用について知ることで、無駄な出費を避け、賢く家づくりを進められるでしょう。

 

 

□注文住宅の費用の内訳について解説!

注文住宅を建てる際、さまざまな費用が発生します。
そのため、具体的な内訳を知ることで、どの部分にどれくらいの費用がかかるのかを把握できます。

1つ目は、土地購入費用です。
注文住宅を建てるにあたって、土地は必ず必要となります。
土地の価格は、場所や面積、さらには周辺の環境やアクセスの良さなどによって大きく変動します。

不動産会社を通して土地を購入する際には仲介手数料や税金、さらには登記費用などが発生するため、注意しましょう。
土地の形状や向き、日当たりや風通し、さらには将来のことも考えて、土地を選ぶと良いでしょう。

2つ目は、建物本体工事費用です。
名前の通り、建物そのものの建築にかかる費用です。
土地代を抜けば、全体の70%を建物本体工事費用が占めるといわれています。
建物本体工事費用には、以下の工事が含まれます。

・仮設工事、基礎工事、木工事
・外装、屋根、窓、扉、断熱材やタイルの取り付け
・電線や水道管の配線・配管
・空調工事

ただし、庭、門、塀、駐車場といった建物の外回りの工事は含まれないため、注意しましょう。

3つ目は、付帯工事費(別途工事費)です。
付帯工事費とは、建物以外の部分の工事にかかる費用のことを指し、駐車場や庭、門、塀などの外構工事や、照明、エアコン、カーテンなどの取り付け工事費用が含まれます。
付帯工事費は全体の15%〜20%を占めるといわれています。

また、場合によっては水道管やガス菅を引き込む工事費用や古い家の解体費用、地盤調査費用、地盤改良工事費用もかかるため確認しておきましょう。

□注文住宅にかかる様々な費用の平均とは?

注文住宅の建築費用の全国平均は、3489万円とされています。
この数字は、全国のさまざまな地域や条件を基にした平均的なデータです。
延床面積は約36坪で、坪単価は約96万円となっています。
土地取得費用の平均は1769万円で、敷地面積は約74坪です。

しかし、これらの数字はあくまで参考の一つであり、実際の費用は土地や建物などによって大きく異なります。

□費用を抑えたい!安く注文住宅を建てるコツとは?

注文住宅の費用を抑えるためのポイントをご紹介します。
これらのポイントを活用することで、理想の住まいを実現しつつ、費用を節約できます。

1つ目は、仕様や設備のグレードにメリハリをつけることです。
こだわりたい部分とコストを抑えられる部分を見極めることが重要です。
例えば、キッチンや浴室などの水回りは、使用頻度が高いため、高品質なものを選ぶことがおすすめです。

一方で、収納や廊下などの部分は、シンプルな仕様にすることでコストを抑えられます。

2つ目は、工期を短縮することです。
工期が短いほど、工事費用も抑えられます。
事前にしっかりと計画を立て、無駄な時間を省くことで、工期を短縮できます。
また、天候や季節による影響を考慮し、工事のスケジュールを考えることもポイントです。

3つ目は、水回りを集約することです。
キッチンや浴室、トイレなどの水回りが離れてしまうと、配管設備が複雑になってしまいます。
これにより、配管工事費の節約につながります。
また、水回りの配置を工夫することで、使い勝手も良くなるでしょう。

4つ目は、壁を少なくすることです。
部屋数が増えると、それに伴い壁を設置する必要があるため、費用がかかります。
費用を抑えたいのであれば、壁は少なくした方が良いでしょう。
また、壁を少なくすることで、部屋の広がりを感じやすくなり、開放的な空間を実現できます。

5つ目は、湿式工事を避けることです。
湿式工事は、モルタルや塗料を用いて壁を仕上げる工事のことで、職人が何度も材料を塗るため手間がかかってしまいます。
そのため、費用を抑えたいのであれば、湿式工事は避けて、乾式工事を選ぶと良いでしょう。

6つ目は、造り付け家具は避けることです。
造り付け家具は、住宅の内装に合わせて職人が新たに製作する家具のことで、住宅内のスペースを効果的に活用し、雰囲気を統一できるため人気があります。

一方で、現場で加工する必要があり、施工にかかるコストが高いという欠点があります。
コストを節約するために、造り付け家具を避けて、置き家具の導入を検討しましょう。

□まとめ

注文住宅には、大きく分けて土地購入費用、建物本体工事費用、付帯工事費がかかります。
憧れの注文住宅はあれもこれも実現したいとなると、住宅の建築費用はどうしても高くなってしまいます。

コストが見合わないからといって諦めるのではなく、ご紹介した安く注文住宅を建てるコツを参考に家づくりを進めてください。
また、優先順位を付けて、どのような設備が欲しいかを考えてみるのも良いでしょう。
上田市周辺で注文住宅に関してお悩みの方は、お気軽に当社までご相談ください。

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