家づくりにおける間取りの決め方とは?決めるための手順をご紹介します! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.07.28

家づくりにおける間取りの決め方とは?決めるための手順をご紹介します!

家づくりにおいて、間取りの配置は重要な要素となります。
収納の数や生活動線を初めからイメージしつつ間取りを考えることが、快適な家づくりのために重要です。

今回は、間取りの決め方の手順やおすすめの間取りをご紹介します!

 

 

 

□家づくりにおける間取りの決め方の手順

間取りにおいて初めに決めることは、生活動線に欠かせない空間の大枠です。
具体的には、玄関の方角、階段の位置、水回りの位置を決め、ある程度の生活動線のイメージを組み上げます。
ある程度の大枠が決まることで、他の部屋のイメージも付きやすくなるでしょう。

間取りの大枠を決めた後は、ライフスタイルや家族構成を考慮しつつ、キッチンの配置や収納、リビングと居室の配置を考えていきます。

キッチンとリビングは連動している場合が多いため、まずはキッチンを決めます。
料理に集中したい方は独立キッチン、料理中も家族とコミュニケーションを取れるようにしたい方は対面キッチン、家族全員で料理できるようにしたい方はアイランドキッチン。
このように、自分の好みやライフスタイルに応じて決めましょう。

キッチンの利便性だけでなく、リビングやダイニングへの動線も意識し、家族の食事をする位置についても考えましょう。

キッチンやリビングの配置を決めた後は、収納について考えます。
収納で気をつけるポイントは、収納は多ければ多いほどいい、というわけではないということです。
家の適材適所に収納を配置し、整理整頓が行いやすくできるようにしましょう。
特に、玄関とリビングには必ず収納を設けましょう。

どちらの空間も物が散らかりやすいため、すぐにしまうことができる収納は必要不可欠です。

□間取りで意識するポイント

間取りづくりにおいて始めに意識する、生活動線の大枠を決めるための3つのポイントを紹介していきます。

1.玄関の方向

玄関の方向は、家を建てる予定の土地に対してどの方向に道路が接しているのかをもとに決めます。
基本的に、住宅を建てる際は玄関を道路に面している位置に設置するため、土地の北側に道路が面していた場合は、北側に玄関を設置します。

また、玄関を南側に設置する場合は日当たりの良いスペースを使用することになるため、あまりおすすめできません。

2.階段の位置

多くの場合、階段はリビングに設置することが多いです。
リビングに階段を設けることで、上階に向かう際に必ず顔を合わせることになるため、コミュニケーションを取りやすい環境となるからです。

また、リビング内に階段があることで階段の為だけのスペースを設ける必要がなくなるため、空間の有効活用や、おしゃれなデザインの階段づくりを期待できます。

3.水回りの位置

水回りである風呂場やトイレ、キッチンは、なるべく同じ位置にまとめて配置されるのが理想です。
配管工事のコストが抑えられるだけでなく、水回りがまとまっていることで家事動線に無駄な動きを減らせるというメリットにも繋がります。

水回りの位置を決めることでキッチンの位置も自然と決まるため、間取りの大枠を決める上で大切なポイントとなります。

□おすすめの間取りをご紹介

*リビングイン階段の間取り

間取りづくりで意識するポイントでも紹介しましたが、家族とのコミュニケーションを大切したい方にはリビングイン階段がおすすめです。

リビング内に階段を設けることで、必然的に家族同士が顔を合わせる機会をつくれます。
また、階段をリビングに設置すると天井が高くなって奥行きが生まれるため、空間を広く感じさせられることもメリットです。

*和室のある間取り

和室を設けリビングに接続させる間取りも、家族間のコミュニケーションを大切にする方にとってはおすすめです。
特に小さいお子さんがいるご家庭であれば、子どものための小スペースとして活用でき、リビングからも目が届くため家族間のコミュニケーションが取りやすいです。

また、子どものための空間だけでなく、引き戸やスクリーンなどをリビングとの仕切りとして設置すると、独立した空間としても応用することができるでしょう。
このような状況に応じた汎用性の高い間取りであることも、和室を設ける大きなメリットと言えます。

*ランドリールームのある間取り

ランドリールームとは洗濯室のことです。
物干しざおやアイロン台、棚などをランドリールームにまとめて設置することで、洗濯に関連する家事を1つの空間で行えます。
水回りのことを考えて、洗面室からつながるようにランドリールームを設置する間取りがおすすめです。

□まとめ

家づくりで間取りを決めるには、玄関や水回り、階段といった住宅内の大枠を決めた後、細かい部分を決めていくということが大まかな流れであると分かりました。
住宅の大枠は生活動線に深く関わる空間であるため、実際に自分が生活するイメージを立てて考えましょう。

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