COLUMN
2023.07.21
家づくりにおいて玄関で失敗しないためには?失敗例から対策をご紹介します!
住宅において、玄関はほぼ毎日、家族全員が使用する機会がある空間です。
そのため、玄関の使い勝手が悪いと生活しづらいと感じてしまうのではないでしょうか。
玄関の使い勝手を高めるのはいくつかのポイントがあります。
そこで今回は、使い勝手の悪い玄関の例を参考にしつつ、失敗しないための玄関づくりのポイントをご紹介します。
□使い勝手の悪い玄関とは?
使い勝手の悪い玄関は、玄関が狭く、収納が少ないことが特徴です。
玄関が狭いと、複数人が家に入るタイミングが重なった時に同時に靴が抜けず、外で順番待ちをすることになりかねません。
また、玄関収納が少ないと、直接玄関内に靴や傘などを置くことになってしまいます、
玄関内に物を置くことで使えるスペースが狭くなってしまい、見栄えが悪いだけでなく、玄関を十分に活用できなくなってしまいます。
加えて、玄関の近くに適切な窓がなければ、採光や換気の面で不便を感じることがあるでしょう。
必要十分な採光を確保できないと常に玄関が暗い空間になってしまい、場合によっては1日中照明を付けておく必要もあるでしょう。
そうなると電気代が余計に発生してしまいます。
また、窓がないことで採光が確保できないだけでなく、換気ができずにおいがこもる原因にも。
生活する上で靴のにおいがどうしても発生してしまうため、玄関における換気は重要なポイントになります。
他にも、玄関からキッチンや洗面所などの水回りへの生活動線が悪いことも使い勝手の悪い玄関と言えます。
家に帰ったらまず洗面所に行って手を洗う、という方が多いでしょう。
そのことを考慮すると、キッチンや洗面所までの生活動線は可能な限りスムーズであると望ましいです。
使いやすいかどうかに加えて、玄関においては見た目も重要なポイントになります。
家を建てた後で、玄関のドアや玄関ポーチの雰囲気が外観と合っていないと気付くこともあるでしょう。
玄関は家の顔ともいえる部分であるため、外観とのバランスを考えたうえでデザインを決めるようにしましょう。
□家づくりにおいて玄関で失敗しないためのポイント
玄関で失敗したくない方は、収納をどうするかをまず考えるようにしましょう。
玄関に収納するものは靴だけで張りません。
傘やブーツなど、大きめのものも収納できるよう、ゆとりのある収納を設置しましょう。
また、お子さまがおられる方は、将来的にお子さまが成長したときのことも考慮して収納の大きさを考える必要があります。
ただし、収納スペースばかりを意識してしまい靴を脱ぐスぺ―スを確保できないといったことがないようにしましょう。
狭い玄関は玄関は生活をする上で不便さを感じてしまうため、収納スペースと十分なスペースを確保した玄関のバランスを意識して設置しましょう。
他に玄関で失敗しないためのポイントとしては、玄関のセキュリティー面に気をつけることです。
玄関は家の出入り口であるため、セキュリティー面で最も意識を置かなければならない場所です。
対策としては、モニター付きのインターホンを設置したり、鍵を2つ設置したりすることが挙げられます。
モニター付きのインターホンは、来客をしっかり確認できるため、特におすすめな設備です。
□後悔のない玄関をつくるには?
玄関は住宅の顔の部分であることに加えて、ほぼ毎日使用するスペースです。
そのため、生活の中で滞在時間は短い玄関であっても入念に検討してつくる必要がある空間であると言えます。
後悔のない玄関をつくるためのポイントは以下の事が求められます。
・デザイン性
・実用性
・収納性
・利便性
*デザイン性
デザイン性に関しては、玄関は住宅の顔とも言える部分であるため、どのような人が訪れた場合でも悪い印象を与えないようなデザインを選択しましょう。
*実用性
実用性は、玄関を快適に使えることを意識して考えましょう。
靴の着脱だけでなく、外出時に身だしなみを確認できるウォールミラーや、コートやジャケットをすぐに脱げるウォールハンガーなどの設置も考慮してみてはいかがでしょうか。
自分が生活する上でどのような設備があると快適に生活できるかを考えることが大切です。
*収納性
収納性においては先ほど紹介した通り、靴以外も収納する、ということを忘れずに、ゆとりのある収納スペースを設ける必要があります。
また、収納が多すぎると逆に狭い玄関になってしまいますので、バランスが重要です。
*利便性
利便性に関しては、玄関から水回りや室内へのスムーズな動線が確保できているかが快適に生活する上で大切なポイントとなります。
□まとめ
注文住宅で玄関をつくる上で失敗しないためには、玄関の収納スペースを意識することが大切だと分かりました。
自分が思っている以上に多めに収納スペースを確保することで、将来的なライフスタイルの変化に対応できる玄関をつくることができるでしょう。
家づくりを希望の方は、ぜひとも当社をご利用ください。