注文住宅で使いやすいキッチンの決め方のポイントをご紹介します! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.07.14

注文住宅で使いやすいキッチンの決め方のポイントをご紹介します!

新築の注文住宅を建てる上で、キッチンを重視して使いやすくしたいという方も多いのではないでしょうか。
キッチンは毎日の生活の中で使う空間であり、快適に使えることに越したことはありません。

今回は、使い勝手の良いキッチンづくりの決め方や、キッチンに取り入れたい設備をご紹介します。

 

 

 

□使い勝手の良いキッチンを作るには?

使い勝手の良いキッチンは「ワークトライアングル」の形であるとされています。
ワークトライアングルとは、シンクとコンロ、冷蔵庫の3点を結んだときに正三角形の形になっていることであり、正三角形に近いほどキッチン内での移動や調理時間が短縮され、作業効率が格段と上がります。

注意点として、ただ正三角形にするだけでは不十分です。
設備間の適切な距離が決まっており、正三角形の3辺の合計を3.6メートルから6.6メートルの範囲内で作ると望ましいとされてます。
それぞれの設備の距離は以下の通りとなっています。

・シンクとコンロの間が1.2メートルから1.8メートル
・コンロと冷蔵庫の間が1.2メートルから2.7メートル
・冷蔵庫とシンクの間が1.2メートルから2.1メートル

シンクや冷蔵庫の配置が正三角形になっていたとしても、適正な距離で作られていないと、キッチンでの動きに無駄ができたり、狭すぎて作業がしづらくなったりします。
正三角形にすることと同時に、それぞれの距離をどのくらいとるかという点にも注意しましょう。

□注文住宅におけるキッチンの決め方

キッチンづくりにおいて最も重要なポイントは、利便性です。
毎日する家事は、いかに楽に効率良く作業ができるかが大切なポイントです。
広さや家事動線以外でキッチンの利便性をより良くするには、キッチン収納が鍵となります。

コンロやシンクの背面には、大型収納であるカップボードを設置するのがおすすめです。
カップボードがあることで、電気ケトルや炊飯器などの器具を収納したまま利用できます。
また、引き出しの中に小さな引き出しが収納されている二段式の引き出しを取り入れることで、より空間を有効活用できます。

*収納を取り入れる上で気をつけるポイント

キッチン収納で意識するポイントは、設置する位置です。
キッチン内での動線を考えた上で、コンロや冷蔵庫の近くに必要な大きさの収納を設置する必要があります。

他にも、収納する予定の物のサイズや量、使用者の身長に合わせたものを選びましょう。
ウォールキャビネットを利用する場合は、身長に応じた高さのものを設置しなければかえって利便性が悪くなってしまいます。
普段最もキッチンを使用する人の身長に合わせた高さのものを設置しましょう。

□使いやすいキッチンに取り入れたい設備

キッチンでの活動の利便性を上げるために、ぜひとも取り入れておきたいオプション設備をご紹介します。

・食器洗い乾燥機
・タッチレス水栓
・ディスポーザー
・自動洗浄換気扇

キッチンでの利便性をあげるために最も取り入れていただきたい設備は、食器洗い乾燥機です。
特に大家族や二世帯住宅などの家族人数の多い家庭や、共働きの家庭におすすめです。
食器洗い乾燥機を使うことで、使った食器を入れておくだけで洗浄と乾燥が行えるため、家事の時短に繋がります。

他にもおすすめの設備としては、タッチレス水栓があります。
手をかざすだけで水道を利用できるため、調理をしながらでも蛇口回りを汚さずに水道を使えます。
また、自動的に水が止まるため、節水の面でもおすすめできます。

キッチン周りでの掃除を楽にする設備として、ディスポーザーがあります。
ディスポーザーは、シンクの排水溝に取り付ける生ごみの粉砕機のことであり、生ごみを入れると粉々に分解し、下水に流します。
生ごみを溜めておかないため、利便性だけでなく衛生面でも取り入れたい設備です。

注意点としては、下水道管のつまりの原因になる危険性から、ディスポーザーの設置を禁止している自治体があります。
住居にディスポーザーを設置したい場合は、お住いの自治体が設置を許可しているかを事前に確認しておきましょう。

設置すると掃除の手間が省ける、自動洗浄換気扇もおすすめです。
給水トレイに水を入れてボタンを押すと、換気扇の掃除ができます。
毎日の調理作業が快適になるというわけではありませんが、定期的なメンテナンスにおいて掃除の手間が省けます。

少し高価な設備にはなりますが、掃除の頻度を減らせるため、長期的に考えるとコストパフォーマンスの良い設備といえるでしょう。

□まとめ

使い勝手の良いキッチンにするには、まずワークトライアングルを意識することが大切です。
また、コンロ、シンク、冷蔵庫のそれぞれの距離も重要になります。

ワークトライアングルに加え、収納の量や位置、設備を工夫することでより使い勝手の良いキッチンを実現できます。
具体的に生活をイメージして、何をどのくらい取り入れるべきか考えてみましょう。

注文住宅を建てたいという方は、ぜひとも当社をご利用ください。
お客様の希望に応じたキッチンづくりをご提供します。