新築のフローリングで足が痛い場合の対策方法をご紹介! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.06.14

新築のフローリングで足が痛い場合の対策方法をご紹介!

近年の注文住宅では、畳のある和室を設けない家が増えてきています。
そのため、床は全面フローリングでつくることが多く、フローリングで生活することで足に負担がかかってしまうという問題が生じてきています。
今回は、フローリングで足が痛くなってしまう原因や対策法についてご紹介します。

 

 

□フローリングで足が痛くなる理由

フローリングで足が痛くなってしまう理由としては、フローリングは畳のようにクッション性の高い床ではないため、床面の固さが直接足に伝わってしまうことが原因です。
床面が固いため足の筋肉に負荷がかかりやすく、立っているだけで常に筋肉が緊張している状態が続いてしまい、足が痛くなってしまいます。

また、冬のフローリングは底冷えして冷たいことも、足が痛くなってしまう原因です。
素足でフローリングを歩くと直接フローリングの冷たさが伝わってしまい、この底冷えが足の痛くなる原因の1つとなっています。

*フローリングが冷たい原因

フローリングを歩く際に冷たく感じてしまう原因として、経年劣化によって床の断熱材が失われている可能性があります。
断熱材が古くなっている場合は、断熱材の入れ替えリフォームが必要になります。
断熱効果を高めるために、隙間をつくらないことや均等に敷き詰めるよう依頼しましょう。

また、断熱材の劣化以外にフローリング材の経年劣化も原因として挙げられます。
フローリングは経年劣化してしまうため、15年から20年に一度のペースで断熱材とともに張り替えリフォームを行うことをおすすめします。

□フローリングで気を付けるポイントとは?

足への負担を軽減するためにはフローリングにカーペットを敷くのがおすすめです。
しかし、気を付けなければいけないポイントもあります。
フローリングでカーペットやじゅうたんなどを使用する際に注意するべき3つのポイントをご紹介します。

フローリングで最も気を付けなければいけないポイントとしては、カビの発生です。
フローリングとの間に敷くカーペットやじゅうたんなどの間に、カビが発生してしまい気づかないうちにカビや黒カビだらけになってしまうこともあります。
カビがあるだけで健康に害を及ぼす恐れがあるため、特に気を付けなければいけません。

フローリングとの間にカビが発生してしまう原因としては、カーペットに人の汗や湿気が溜まってしまい結露のような状態が続くことでカビが発生してしまいます。
畳であれば、調湿効果が高いためカーペットに溜まった湿気を逃がしやすいのですが、フローリングの場合はそうはいきません。

場合によってはカーペットだけでなく、フローリングの木材自体にカビが繫殖してしまう恐れがあり、最悪の場合フローリングの張り替えが必要になってしまうこともあるでしょう。

*フローリングのカビ対策

フローリングにカーペットを敷く場合は、湿気を溜めない工夫が大切になります。
カビの発生しにくいカーペットを使用することや、フローリングとの間に湿気を逃がせる空
間をつくりましょう。

効果的な対策として、湿気を吸い取ってくれる除湿マットや草ラグをフローリングとの間に敷くことで、結露を防ぐことができ、カビ対策にもなるでしょう。
また、カーペットを定期的に天日干しすることでカーペットに溜まった湿気を飛ばすことも、カビ対策として手軽かつ効果的な方法になります。

□薄いカーペットで対策しよう

フローリングの家で生活する上で足への負担を軽減する方法として、薄いカーペットを活用する方法をご紹介します。
薄いカーペットには3つのメリットがあり、以下の通りになります。

1.お手入れが簡単に行える
2.軽くてコンパクトなため収納に困らない
3.ドアの開閉の際に引っ掛かりにくい

薄いカーペットのメリットは、簡単にお手入れが行えることです。
種類によっては簡単に水洗いができるものもあるため、定期的なお手入れに手間がかかりにくいことも大きなメリットです。
また、基本的には軽いものが多く、洗った後に干すことも簡単に行えるでしょう。

他にも、薄い生地のカーペットを使用することで、フローリング面との段差が少ないためドアの開閉の際に引っ掛かりにくいことも、薄いカーペットならではの魅力です。
お掃除ロボットを使用する際にも、段差が低いため問題なく使えるでしょう。

薄いカーペットだけではまだ痛いと感じる方には、カーペットの下にアンダーラグを敷きましょう。
アンダーラグがあることによってクッション性を高めることができ、移動の際や座った時などの痛みを和らげることができるでしょう。

□まとめ

フローリングで足が痛くなってしまう原因としては、フローリングにはクッション性が無いため直接足に負担がかかってしまうことが原因だと分かりました。
負担を軽減するためには、フローリングの上に薄いカーペットを敷くようにすることで、足の痛みを和らげることができるでしょう。

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