注文住宅で後悔しないコンセントの付け方をご紹介します! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.05.28

注文住宅で後悔しないコンセントの付け方をご紹介します!

家の中で生活していてコンセントの位置や数で困った経験はあるのではないでしょうか。
リビングでもっと近くにあればということや、キッチンでもっとコンセントの数が多ければといった悩みはあるでしょう。
今回は注文住宅を購入する際にコンセントの設置で気を付けるポイントをご紹介します。

 

 

□一戸建て住宅で使われるコンセントの種類

・単相100Vと単相200V

一般家庭で最も使用されているコンセントは単相100Vというコンセントです。
細長い差し込み穴が縦に2つ付いているコンセントであり、テレビや掃除機、スマートフォンの充電器などの生活家電のほとんどが単相100Vのコンセントに対応しています。

エアコンやIHクッキングヒーター、電子レンジなどの消費電力の大きい家電に使われるコンセントであり、細長い差し込み穴が横並びで2つ付いた形状をしています。
単相100Vと単相200Vでは、形状が異なり互換性がないため200Vのコンセントを設置する場所は建築段階であらかじめ決めておきましょう。

・接地極付きコンセントとテレビコンセント

接地極付きコンセントはアースとも呼ばれるコンセントの下に別のプラグがあり、過剰な電圧を逃がし感電や漏電を防ぐ役割があります。
主に洗濯機や食洗機、電子レンジなどの電圧の大きい電化製品や水回りで使用する家電に付いていることが多いです。

テレビのコンセントには、アンテナ端子と呼ばれる丸型のコンセントがあります。
テレビに電気を送るためのコンセントも必要であるため、テレビコンセントは単相コンセントの隣に付けられることが多いです。

・USBコンセント

スマートフォンやタブレットなどが普及した現代では、電源アダプターを使わずUSBを利用できるコンセントの設置はおすすめです。
キッチンや寝室、書斎などに設置することで手軽にスマートフォンの充電が行えます。

□戸建てのコンセントの付けておくべき位置とは?

1.キッチンシンクの上

キッチンにはコンセントは必須と言えます。
電源が必要な調理器具を使用する場合や、スマートフォンやタブレットで調理レシピを参考にしながら料理をする場合のために必要な分のコンセントを用意しておきましょう。

2.ダイニングテーブルの付近

ダイニングでホットプレートや卓上扇風機、掃除機などを利用するために、ダイニングテーブルの下付近あたりにコンセントを設けることで、延長コードを使用せずテーブル付近で家電を使えます。

3.テレビやパソコンの付近

テレビやパソコンの周りでは録画機やWi-FiルーターなどのAV機器を数多く設置する可能性が高いです。
場合によっては最も多くコンセントを使う場所であるため、多めにコンセントを設置しましょう。

4.ソファやベッドなどの家具付近

リビングでソファに座りながらコンセントを使う際やベッドに横になりながらコンセントを使う際には、ソファやベッドよりも高い位置にコンセントを設置しましょう。
ソファの高さによってはコンセントの使い勝手が悪くなってしまうため、あらかじめ住宅の設計時にコンセントの高さについては決めておきましょう。

□注文住宅のコンセントを付ける際に気を付けるポイント

・コンセントの高さ

コンセントの高さは、床からコンセントの中心位置までの高さで決まります。
一般的な高さは床から25センチメートル、掃除機用は30から40センチメートル、デスク用は70から90センチメートル、洗濯機用は105から110センチメートル、エアコンは180から200センチメートルとある程度使用する家具や家電によって決まっています。

・コンセントの位置と数

コンセントを設置する際の位置や数は、部屋の用途とどのような家具、家電を使うのかあらかじめ把握しておきましょう。
家の設計段階である程度、どのように部屋を使うのか、何を使うのかを決めておくことで生活してからコンセントに不便を感じてしまうことを避けられるでしょう。

コンセントの数は部屋の用途と広さによってある程度決まっています。
リビングや寝室などの居室は、6畳では3つ、10畳では5つ設置するのが一般的な基準です。
キッチンでは、冷蔵庫や電子レンジなど多くの家電を使うため6つ、ダイニングでは4つほどあると不便なく生活できるでしょう。

コンセントの数は、1.5畳から2畳あたりに1か所設置するのが目安になっています。
部屋の対角線上にコンセントを分けて設置すると、延長コードなしでコンセントを利用できます。

位置に関しては、部屋の中で掃除機が使えるかどうかを基準に考えると決めやすいです。
掃除機はすべての部屋で使用する家電であるため、コンセントが使えない場所があると掃除をする上で不便と感じてしまいます。

□まとめ

今回は注文住宅を建てる際に、取り付けるコンセントの位置や数の基準や気を付けるポイントをご紹介しました。
コンセントの数は多ければ多いほど良いというわけではなく、適切な場所に必要な数だけ設置するのが理想的な形となります。

上田市周辺で注文住宅を購入する予定がある方は、株式会社ミライズをご利用ください。
ご希望に沿った家づくりを行って参ります。