家づくりにおけるお風呂の広さとは?適切なお風呂の大きさをご紹介! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

COLUMN

2023.05.14

家づくりにおけるお風呂の広さとは?適切なお風呂の大きさをご紹介!

お風呂場は普段生活する上では欠かせない空間の一つです。
狭すぎたり、扱いにくい空間では不便で後々後悔してしまうこともあるでしょう。
今回は新築の注文住宅を購入する際にお風呂場づくりで気を付けるポイントをご紹介します。

 

□家づくりにおける一戸建てお風呂場の適切な広さは?

一般的なお風呂場の広さの基準に1坪タイプと1.25坪タイプの2種類のものがあります。

しかし、ユニットバスの大きさの表記を見ると1216や1620のような4桁の数字で表されることが多いため、どういったものなのかわかりずらいと思う人は多いのではないでしょうか。
この4桁の数字はユニットバスの壁の厚みを引いた内寸を表す数値となっています。

具体的な数値で見ると、1216サイズは0.75坪で縦1200ミリメートル、横1600ミリメートルの大きさの浴室となっています。
1616サイズは1坪で縦横1600ミリメートルの大きさであり、1620サイズは1.25坪で縦1600ミリメートル、横2000ミリメートルの浴室の大きさになっています。

そのため、標準タイプのユニットバスの大きさは「1616、1620」のサイズのものを使用します。
違いとしては、浴室の洗い場の広さの違いであり、1620サイズの方が広くなっています。
そのため、浴槽自体はどちらのタイプでも同じ大きさとなっています。

つまり、適切なお風呂場の広さは1坪の1616タイプか、1.25坪の1620タイプとなります。
家族間の生活スタイルや使用用途に応じて、どちらのタイプが使いやすいのか次の項目でご紹介します。

□お風呂場の広さで気を付けるポイントは?

ユニットバスの大きさを決める基準としては、浴槽の大きさと洗い場の大きさの2つの項目で決めることになります。

1.浴槽の大きさ

浴槽の大きさは、お湯に浸かった時に足がのばせるかどうかを判断しましょう。
大きさのサイズごとに入浴時にゆとりがあるのかどうかご紹介します。

大きさが1000ミリメートル以下では、ほとんどの人が足を伸ばせず、窮屈に感じてしまうかもしれません。
1000から1300ミリメートルでは、身長160センチメートル以下であればある程度ゆとりを持って入れる広さとなっています。

家族の中で身長の高い人がいる場合は、1400ミリメートル以上の広さを確保しましょう。
身長が180センチメートル程度の人であっても、ゆっくりと入浴ができる広さとなります。
大きさが1600ミリメートル以上の場合は、誰であっても膝をのばして入浴できる広さとなっており、親子で入浴する場合も問題なく入れる広さを確保できるでしょう。

そのため、1400ミリメートル以上の広さを確保しておけば、誰であっても問題のない広さを確保できるでしょう。

2.洗い場の広さ

洗い場の広さは、体を動かすということも想定して広さを考えましょう。
できるだけ余裕をもったサイズの洗い場を確保することで、後々不自由なく使えます。

0.75坪は1人で使うにはちょうど良い広さであり、1坪であれば1人での使用の場合に十分な広さを感じられます。
1.25坪では、子どもとの入浴や介護をしながら使用する場合にちょうど良い広さを確保でき、1人であればかなり広く感じるでしょう。

□用途別の適切なお風呂の広さ

・1人で入るのに適したサイズ

1人での使用であれば、1坪の1616サイズ以上のものを設置し、浴槽幅は1500ミリメートル以上のものを選びましょう。
家族の中に高身長の人がいたとしても、ゆったりと入浴できるスペースを確保できます。

・子どもと2人で入るのに適したサイズ

家族や孫といった子どもと2人で入浴する場合は、1.25坪の1620サイズ以上のものを設置し、浴槽幅が1800ミリメートル以上のものを選びましょう。
また、出っ張りのない水栓器具や、チャイルドロック付きの風呂扉を取り付けるオプションもあり、子どものいる家庭にはおすすめです。

・介護を想定したサイズ

高齢者といった1人では入浴が難しい人の介護を想定した場合は、2人で入るのに適したサイズと同じように1.25坪以上の広さを確保しましょう。
また、浴室に車椅子を直接入れたとしても余裕をもてるように、1620サイズより大きめのものを導入しても良いでしょう。

1.25坪に対応したサイズには、1621、1623、1624サイズなど奥行きの広いサイズのものがあります。
また、手すりや段差をなくしたバリアフリー化などのオプションを採用し、高齢者が転倒しない工夫も大切です。

□まとめ

一般的なお風呂場の適切な大きさとしては、1坪の1616サイズであれば誰でも問題なく入浴できます。
家族構成や生活スタイルに応じてより大きいサイズを導入するか検討することが大切です。
今回はご紹介した内容を参考に、自分にとって適切なバスルームづくりを目指しましょう。

上田市周辺で注文住宅を購入する予定がある方は、株式会社ミライズをご利用ください。
お客様のご希望に沿った家づくりを行って参ります。