家づくりにおいてリビング収納で気を付けるポイントをご紹介! | COLUMN | 株式会社ミライズ(MERISE) | 長野県上田市の住宅会社  

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2023.05.07

家づくりにおいてリビング収納で気を付けるポイントをご紹介!

生活していく中で部屋が物であふれてしまう経験をした方は多いのではないでしょうか。
スペースの有効活用をするためや収納の利便性を向上させるために、注文住宅を設計する段階でリビング収納を設けるという方法があります。
今回はリビング収納に向いている間取りやメリット、その注意点についてご紹介します。

□リビング収納の間取りとは?

1.壁面収納

壁面収納とは、リビング内の壁一面に収納棚を設ける方法です。
新築の設計段階で収納棚についての方向性を考えておくことで、フローリングとの相性や間取りに合ったものをつくれます。
引き扉や引き出しを取り入れることで、スッキリした見た目で収納ができます。

2.リビングの階段下収納

リビングの階段下にできる空きスペースを大型収納として活用する方法があります。
長期保存が可能な食材や掃除道具などの大型家電を収納するなどに利用できるでしょう。
工夫次第では、テーブルやボックス棚を設置することで書斎やスタディスペースとしても活用できます。

3.ニッチをつくる

ニッチとは、厚みのある壁を長方形や正方形にえぐってつくったくぼみ部分のことです。
くぼみ部分に棚をを設置することで壁から出っ張りのない収納をつくれるため、空間を広く利用できます。
壁面の強度の問題で奥行きはあまり深く作れないため、小物の収納に利用できるでしょう。

4.小上がりを段差を利用した収納

リビング内にちょっとした小上がりのあるスペースを設ける予定の場合は、小上がりの段差を利用した収納スペースを作れます。
小上がりの側面に引き出しを付けることや床部分に扉を付けることで床下収納として活用できるでしょう。

□リビング収納のメリット

*1.空間を綺麗に見せられる

リビング収納を導入する最大のメリットは、収納スペースを多く確保できることです。
リビング収納があるのとないのでは収納力に大きな差ができるため、収納力が上がりスッキリとした空間を保てます。
収納空間に扉や戸を付けることで、収納内の様子を隠せるため急な来客にも対応できます。

*2.片付けがしやすくなる

収納スペースがたくさんあることで、ある程度の物の位置を決められます。
どこに何を置くのかが決まっていることで、片付けがしやすくなることに加え、片づけを行う習慣づくりにもなります。
また、物の位置が決まるため、急に物が必要になったとしても探しやすくなるでしょう。

*3.収納棚が倒れる心配がなくなる

今回紹介した通り、リビング収納は壁や天井、床に埋め込まれたものであり、扉や戸が付いているため、勝手に落ちてくるという心配がありません。
日本住んでいる以上、地震とは切っても切れない関係であるため、万が一災害が発生することがあったとしても落下してくる心配がなくなります。

*4.スペースを有効活用できる

すべてのリビング収納に扉や戸を付けず、一部の収納を「見せる収納」として活用する方法もあります。
見せる収納には、インテリアやファッション雑貨などの物にこだわることで、収納をおしゃれな空間としてコーディネートするという方法があります。

リビングは毎日の生活の中で最も使う部屋の一つです。
空間の利便性だけでなく、日々の生活を豊かなものにするためにも自分にとって魅力的な空間を作ることは大切です。

□家づくりにおいてリビング収納で気を付けるポイントとは?

1.収納と空間のバランスを考える

リビング収納の大きなデメリットは、リビング自体のスペースが狭くなることです。
リビング収納を多く取り入れることで収納率を優先しすぎてしまうと、リビングの広さについて再検討する必要が発生します。
リビングの広さを確保するのか、他とのバランスを優先するのか考えなければなりません。

また、リビングの広さを確保しつつ収納のスペースを確保するとなると、他の部屋に収納を設けることが難しくなるため、他の部屋の物までリビングに収納することになってしまいます。
かえって不便になってしまうため、何を優先するのかは決めておきましょう。

2.収納の利用方法と使用頻度を決めておく

リビング収納の間取りで考えなければいけないポイントは、収納をどのように使っていくのかを考える必要があります。
あらかじめ何をどこに収納するのかを決め、どのようにリビングで過ごすのかを考えることが、リビング収納において大切なポイントになるでしょう。

例えば、リビングで映画を視聴したり、ゲームをしたりする予定があれば、ドライブレコーダーやゲーム機など各々の機材を収納するスペースを確保しなければなりません。
そのため、リビングで使用するものの頻度についても考えることが大切です。

□まとめ

リビング収納は、収納スペースを確保するという点では効果的な方法になります。
しかし、リビングの広さや家全体のバランスを考えるのであれば、間取りについてしっかりと考える必要はあるという点については考慮しておきましょう。

上田市周辺で注文住宅を購入する予定がある方は、株式会社ミライズをご利用ください。
お客様のご希望に沿った家づくりを行って参ります。