「頭金が無くても、ローンのみで家づくりは可能なのか」
上田市周辺で、このような疑問をお持ちの方は必見です。
今回の記事では、フルローンがおすすめできない理由と、どのような人であれば払わないこともおすすめできるかについてご紹介します。

 

 

 

 

□フルローンを組むのがおすすめできない理由

頭金が無くても、金融機関によっては住宅ローンをフルで組むことが可能です。
しかしおすすめできないいくつかの理由があります。

1つ目は、住宅ローンの審査が通りにくくなることです。
頭金がない場合、住宅ローンの審査は頭金ありの場合よりも厳しくなるケースが多いです。
ローンが支払えなくなった場合、当該の金融機関は物件を売却します。
このとき物件の売却価格が住宅ローン残高よりも安くなってしまうリスクを下げるため、審査が厳しくなるのです。

2つ目は、総返済額が大きくなることです。
頭金なしで住宅ローンを組むと、借りる金額が大きくなることで利息額も大きくなります。
金融機関によっては頭金の額によって金利が異なる場合もあります。
総返済額を抑えるのが結局は最も効率的なので、頭金は支払うのがおすすめです。

3つ目は、諸費用は自己資金で支払ったほうが効果的であることです。
諸費用とは融資手数料や登記費用などの総称ですが、これらは自己資金で払ったほうが良いためです。
諸費用もローンにしてしまうと、延滞リスクを考慮したときに金利が高くなってしまうためです。

 

□頭金を払うべき人と払わなくても良い人

総じて頭金は払うのがおすすめなのですが、頭金を払うべきではない人も存在します。
たとえば住宅購入と別に大きな出費がある人や、頭金を貯める間の家賃がもったいなく感じる人、世帯年収が高い人の場合、頭金を払わずに住宅を購入することをおすすめします。

一方で、毎月の返済を楽にしたい人や利息負担を減らしたい人、世帯年収がそこまで高くない人は、頭金を払うべきです。
特に、現在お金が無いから頭金を払いたくないといった短絡的な考えをすると、結果として損をすることになってしまいます。
頭金を払うことによって、本来しなければならないことができなくなる場合、住宅の購入を見送るという決断も重要です。

 

□まとめ

家づくりは、頭金なしでも可能です。
しかしその一方で頭金を払わないことによるデメリットは多く、総返済額が多くなったり、審査が厳しくなったりします。
それぞれの状況により総額や支払い方法はかわります。お家づくりと共にお客様に合った住宅ローンについてアドバイス、提案をしますので安心してご相談ください。