COLUMN
2021.11.17
地震に強い注文住宅を建てるために知ってほしいことをご説明します!
上田市にお住まいの皆さん、地震に強い住宅を建てるために必要なことを知っていますか。
今回は、地震の多い日本で安心して暮らせる注文住宅を建てるために、耐震性能とその基準や、制震や免震と耐震の違いを解説します。
□耐震性能とその基準について詳しく解説します!
耐震性能とは、地震での揺れやゆがみの力に耐える性能のことです。
耐えられる程度を表したのが耐震等級であり、現在は1〜3に定められています。
住宅の耐震性能基準は、大地震の度に改正されており、現行では「震度6強の地震に耐えられる性能」がないと新築を建てられません。
耐震等級は、数字が大きくなるほど耐えられる地震の規模が大きいことを示します。
耐震等級を高める施工方法には、壁の強化や床と屋根の強化、基礎の強化などさまざまあります。
地震に強い家を建てるためには、それなりの費用がかかりますが、一方で耐震等級2以上の住宅は地震保険が割り引かれたり、住宅ローンの控除額が大きくなるなどのメリットもあります。
□耐震とよく混同してしまう制震や免震について解説します!
耐震とは、文字通り地震の揺れに耐えるための対策のことですが、「制震」や「免震」とはどのような性質を指すのでしょうか。
まず、耐震工法は、3つの中で最もコストがかからないため日本でも多く取り入れられています。
一方、地震の揺れが家具や建物に直に伝わるため、繰り返しの揺れには弱いです。
次に、制震とは地震の揺れを抑えるための対策のことです。
具体的には、内壁と外壁の間に制震ダンバーという装置を入れ、地震の揺れを熱エネルギーに変えることで揺れを抑えます。
しかし、地盤や広さによっては導入できないというデメリットもあります。
最後に、免震とは地震による倒壊や破損を防ぐための対策のことです。
工法としては、建物の土台と地面の間に装置を設置することで、建物に揺れを伝えないようにし、内部のダメージを抑えます。
これにより、地震が起きても住宅がほぼ揺れず家具の転倒などの二次被害も起きにくくなります。
ただし、他の工法に比べるとコストやメンテナンス費用も高くなります。
□まとめ
今回は、地震に強い注文住宅を建てるために知ってほしいことを解説しました。
当社は、ずっと快適で安心な暮らしを提供するため、優れた耐震性と耐久性を持つ「JWOOD工法」を採用しています。
震度7クラスの地震を想定した構造になっていますので長期間高い耐震性能を維持できます。
検討中の方はぜひご相談ください。