COLUMN
2021.08.17
こだわりの注文住宅を建てたい方へ!床材についてご紹介します!
家を建てる際に気になる項目として掃除のしやすさが挙げられるでしょう。
掃除の手間を省いて他のことに時間を使いたいという方も少なくないでしょう。
中でも、日々の生活で汚れやすい床の素材選びが重要になってきます。
そこで今回は注文住宅で使用される床材の特徴と目的に応じた適切な床材の選び方についてご紹介します。
□注文住宅で使われる床材の特徴についてご紹介!
床を作る際に利用される代表的な素材を5つに分けてご紹介します。
1つ目はフローリングのように木材を使用する床材です。
一般的に使用される頻度が高い床材となっており、合板フローリングと無垢フローリングの2種類に分類されます。
合板フローリングとは複数の薄い板が貼り合わせられたものです。
表面には薄くカットされた木目調のシールのようなものが使われていますが、本物と同様にきれいに仕上がります。
また、傷つきにくい点や手入れがしやすい点がメリットとして挙げられます。
無垢フローリングとは1つの層からなっており、木そのものの素材を活かして作られます。
年月が経つと色合いや木目が変化するため、楽しめるポイントとなります。
空気中の湿度を一定に調整する働きもあります。
2つ目はタイルを使用した床材です。
基本的には硬い素材であるため、玄関や土間など空間に多く用いられます。
特徴としては水に強いため、最近ではキッチン部分の床に使用される方もいらっしゃいます。
気にせずゴシゴシとこすって掃除しても大丈夫なので便利です。
3つ目は畳を用いた床材です。
柔らかく畳特有の香りでゆったりとくつぎたい空間の床材として最適です。
ただし、日に当たって毛羽立ちが起こったり湿気に弱かったりなどのデメリットもあるので注意が必要です。
4つ目はカーペット素材の床です。
音を伝えにくく、柔らかい感触のある床材となっています。
そのため、小さなお子さんや高齢の方がいるご家庭におすすめです。
食べ物をこぼした際に掃除が大変な点がデメリットとして挙げられます。
5つ目はクッションフロア素材の床です。
メリットとして防水性があり汚れても掃除しやすい点が挙げられます。
また、費用を抑えられる点も良いでしょう。
ただし、ビニールが使用されているため、見た目に高級感を出しにくいことやシミなどの汚れが落ちにくいという注意点があります。
最近では技術も改善されているため、豊富なデザインの中から自分たち好みのものが見つかるでしょう。
□目的別におすすめの床材をご紹介!
家を建てる上で、ご家庭によって優先したい項目や目的も変わってきます。
そこで適切な床材を選ぶためのポイントを2つ紹介します。
まず、温かみや柔らかい質感を楽しみたい方は無垢フローリングがおすすめです。
本物の木を利用しているため年を重ねるごとに味が出てきます。
スギやヒノキなどの針葉樹は肌触りが良い素材として知られています。
また、室内を安全な空間にしたい方にも接着剤を使用していないためおすすめです。
次に建築の費用を抑えたい方は、複合フローリングを選ぶと良いでしょう。
複合フローリングの場合、設置に手間がかからないため費用が無垢フローリングほどかかりません。
維持費を抑えられるのもメリットとして挙げられます。
□まとめ
今回は上田市にお住まいの方に向けて、注文住宅で床材を選ぶ際に知っておくと便利な床材の特徴と目的別におすすめの床材をご紹介しました。
自分たちの生活や考え方に合った床材を選ぶことが後々の快適な生活につながるでしょう。
今回の内容を参考に満足のいく家づくりに活用していただけると幸いです。