COLUMN
2021.06.25
注文住宅の購入を検討している方へ!住宅の耐震について紹介します!
今回、注文住宅の購入を検討している方に知っていただきたいのが、住宅の耐震についてです。
日本は地震が多いため、住宅の耐震性を軽く見ることはできないですよね。
詳しく解説するので、ぜひ参考にしてみて下さい。
Contents
□耐震基準とは
耐震基準と聞いてもピンと来ない方も多いかもしれません。
住宅の建設や購入を検討する上で大切な基準であるため、知っておくと良いでしょう。
住宅の安全性を確保する大切なことの1つに、地震にどれだけ耐えられるかが挙げられます。
日本は特に地震大国であり、数年に1度はとても大きな規模の地震も起こっていますよね。
そんな地震から住宅を守るために決められているものが、耐震基準です。
耐震基準とは建築基準法に定められている、住宅の安全を確保するために守る必要がある耐震強度のことです。
この基準法には、それぞれの建物の面積や高さ、形状等によって異なっている基準が定められています。
これらの基準が、建物の安全性を守るためには必須です。
耐震基準を満たしていない建物に住むことは、地震に耐えられる保証がないので危険でしょう。
また、マンションやアパートなどが耐震基準を満たしていないと発覚した際には、その建物のオーナーが罰せられる可能性もあります。
□注文住宅における耐震について
注文住宅を建てる際の耐震について解説します。
注文住宅には、建物の耐震性を表す1つの指標として、耐震等級というものがあります。
耐震等級とは、地震による建物の崩壊のしにくさをランク別で評価したものです。
耐震等級1が、最も低く評価されているものです。
つまり、建築基準法で定められている最低限の耐震性を満たしているものです。
震度6強や震度7の地震では崩壊はしないものの、その後に大規模な修繕、時には建て替えが必要になってくるものです。
耐震等級2は、震度6強や7の地震のあとも、少しの修繕をすることで済むほどの耐震性を保証しています。
そして、耐震等級3は、最も耐震の強度が強く頑丈な建物であると評価されます。
消防署や警察署などではこの等級が多いでしょう。
この3つに分かれる耐震等級はご自身で決めることができます。
行政では耐震等級2以上が推奨されていますが、予算も高くなるためじっくり検討することをおすすめします。
□まとめ
今回は、注文住宅の購入を検討中の方に、住宅の耐震について解説しました。
とても大切なことなので、事前に情報収集を行い、適切な判断をしましょう。